テニスの全米オープンは9月3日に男子シングルス2回戦が行われ、今年の全仏覇者スタン・ワウリンカがチュン・ヘヨンと対戦し7-6、7-6、7-6のストレートで勝利した。3セット続けてタイブレークにもつれる接戦だったが、ワウリンカが勝ちきった。
チュンは今年4月にランキング100位へ入ってきたばかりの選手。怖いもの知らずの19歳は、ワウリンカにも真っ向から挑んだ。200キロオーバーのサーブに、果敢なネットプレーも見せ会場を沸かせる。
要所で気合いが入りすぎてのミスも出たが、ワウリンカ相手に一歩も退かないテニスは強く印象を残した。
この結果にテニスファンからは、「これからもっと強くなりそう」「ワウリンカは26本のエースで勝ち取ったようなもの。この内容では上位陣相手に厳しい」「ワウリンカさん、ヘトヘトでもなんとか勝ちました」「ワウリンカはストレート勝ちも全てタイブレークまでもつれたのか。大健闘だな」「なんだかんだで勝つけど何が起こるかわからんのを表してるな。その波乱の犠牲者が今回は錦織だったわけだけど」
ワウリンカは26本のエースと62本のウィナーを記録したが、アンフォーストエラーも66本数えられており、安定感に欠ける内容だった。
《岩藤健》
page top