【セリエA】開幕戦で敗れたユベントス、主力が抜けた穴を埋められるか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【セリエA】開幕戦で敗れたユベントス、主力が抜けた穴を埋められるか

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【セリエA】開幕戦で敗れたユベントス、主力が抜けた穴を埋められるか(c)Getty Images
  • 【セリエA】開幕戦で敗れたユベントス、主力が抜けた穴を埋められるか(c)Getty Images
  • ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督(2015年2月24日)
8月22日に開幕したセリエA、23日の試合でリーグ5連覇を目指すユベントスがホームでウディネーゼと対戦、後半33分にゴールを許し0-1で敗北した。

アンドレア・ピルロ、アルトゥーロ・ビダル、カルロス・テベスといった、主力3選手が一気に退団したユベントス。開幕前から今シーズンの戦力を疑問視する向きもあったが、この結果を受けその見方はより強くなっている。

だが会見でマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、3人が抜けた影響を話してもしょうがないと未来志向で語った。

「ピルロやビダルやテベスのことを話すのは筋違いで、どうしようもないことだ。違う選手が今はいるのだし、チームは完全に変わった。新しい選手たちはとても良いが、経験が足りないから我慢が必要だ。リーグ制覇とチャンピオンズリーグのグループ突破が我々の目標だが、まずは新戦力をなじませる必要がある。彼らは素晴らしい選手たちだが、ユベントスのようなチームでのプレーに慣れる必要があるんだ。我々は前進する必要がある。今シーズンの挑戦は徐々に自分たちの強みを知り、困難を前にも冷静でいることだ」

思い返せば昨シーズン、突然辞任したアントニオ・コンテ監督の後任としてユベントスを率いたアッレグリ監督は、シーズン序盤に激しい反発を受けた。だがコンテ監督から引き継いだ戦力と、自分の理想とするサッカーを融合させ、最終的には4試合を残しセリエAを制した。

今年もチームを作り上げながら周囲の批判に応えていけるか。

《岩藤健》

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