セリエAのユベントスは7月6日、MFアンドレア・ピルロが米国MLS（メジャーリーグ・サッカー）のニューヨーク・シティーに移籍することを発表した。
今シーズン、セリエAを制し、チャンピオンズリーグでも準優勝を果たしたユベントス。ここ数年、無類の強さを誇るチームにあって、紛れもなく中心プレーヤーであるピルロの退団は決定的とされていたが、ここにきて移籍先が露わになった。36歳のピルロは2006年ワールドカップドイツ大会の優勝メンバーでもあり、過去にはACミランでも長きにわたって世界屈指の司令塔として活躍した。
ピルロの移籍が発表されたことについて、「ユベントス、別のチームになりそうだ。それくらい影響力のある選手」「アメリカでサッカーをしているイメージがわかないけど、決まったなら頑張ってほしい」「MLSはアンリとかジェラードとか、ピルロとか…なんかうらやましいな。Jリーグにも大物来ないかな」など、ファンからのコメントが寄せられていた。
類まれな視野の広さとゲームメイク、芸術的なフリーキックなど、世界のサッカーファンを魅了してやまないピルロ。欧州の舞台では、その華麗なプレーが見れなくなるが、今後は米国での活躍を期待したい。
《浜田哲男》
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