【ツール・ド・フランス15】カンチェラーラが落車で再び骨折…リタイアを決断 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス15】カンチェラーラが落車で再び骨折…リタイアを決断

スポーツ 短信
ファビアン・カンチェラーラ(左・2015年7月5日)
  • ファビアン・カンチェラーラ(左・2015年7月5日)
  • ファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)、脊椎骨横突起骨折のスキャン画像
  • ファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)
2015年ツール・ド・フランス、7月6日の第3ステージで大クラッシュに巻き込まれたマイヨジョーヌのファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)。ゴール後の検査で脊椎骨横突起の骨折が明らかになり、第4ステージは出走できないことになった。

落車後も痛みを抱えながらゴールしたカンチェラーラだが、その後、すぐに病院でCTスキャンを受け、腰背部の脊椎骨横突起を2カ所骨折していることが明らかになった。

今年3月末のE3ハーレルベケと同じ骨折だが、当時は第2、第3腰椎の左側だったのに対し、今回は第3、第4腰椎の右側だった。回復までは前回と同じ期間がかかる見込みである。

この日、通算29日目のマイヨジョーヌに袖を通していたカンチェラーラだが、得意とする石畳の第4ステージを前にレースを去ることになった。

「すごく残念だ。チームはマイヨジョーヌを獲得して士気が上がっていたし、守ろうとモチベーションが高かった。僕たちは開幕から多くのクラッシュやケガを経験した。ようやく最高の24時間を過ごしたのに、再びバッドラックに戻った。勝つ日もあれば、負ける日もある」

「ハーレルベケの落車から調子を取り戻し、自信をつかむのはとても難しかった。マイヨジョーヌは明日の石畳ステージに向けて大きな後押しだった。前向きな気持ちを保って、後半戦に期待しないといけないと思う」
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