2015年ツール・ド・フランス、7月4日の第1ステージ個人タイムトライアル。この日の優勝候補最右翼だったドイツのトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)だが、優勝したローハン・デニス(BMCレーシング)から5秒差の2位に終わった。
元TT世界王者のマルティンだが、36度に達する厳しい暑さに苦しめられたと振り返った。
「このTTは、僕とチームにとってユトレヒトでマイヨジョーヌを着る大きなチャンスだった。でも、今日は暑さに少し苦しんだ。ローラー台でウォームアップするのも、暑さの中で15分走るのも楽じゃなかった。後半ですでに疲れていたんだ」
「僕は5~7km走った後にウォームアップし、それからレースをスタートするのに慣れている。でも、今日はリズムを変えられなかった。ゴールまでベストを尽くした。違う天気だったら、いい結果を出せたと思う。それでも、すべてを考えれば2位には満足だよ」
「今後数日で、マイヨジョーヌのチャンスはまだ十分ある。1週目はクレイジーだし、間違いなく僕たちは今後数日のコースで最強かつ最高のチームなんだ」
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