2015年ツール・ド・フランス、7月5日の第2ステージ。ドイツのアンドレ・グライペル（ロット・スーダル）がゴールスプリントを制し、ツールでは5年連続7度目のステージ優勝を飾った。
悪天候と強風で集団が分裂したこの日。グライペルは残り300mでスプリントを開始したマーク・カベンディッシュ（エティックス・クイックステップ）をかわし、最後は追い上げるペーター・サガン（ティンコフ・サクソ）を抑えきった。この結果、グライペルはポイント賞トップにも立ち、自身初のマイヨベールにも袖を通した。
「ツールでは全員がゼロからのスタートだ。ここでの結果が重要なんだ。シーズンが成功かそうじゃないかが決まる。ツールでの勝利は、少なくとの他の勝利の2倍重要なんだ」
「僕たちは少し目立たないようにしたけど、エシェロン（斜め隊列の集団）が形成されたときは少し仕事した。カベンディッシュとサガンがスプリントのライバルだと考えていた。彼らを抑えられてうれしいよ」
「僕は5年連続でツールのステージを勝っているけど、妻がここにいるのは初めてだ。だから、よりいっそう特別なんだ。キャリアで初めてマイヨベールを着る。それもすばらしいオマケだね」
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