サッカーの女子ワールドカップは6月23日、カナダのバンクーバーで決勝トーナメント1回戦が行われた。日本はオランダに2-1で勝利した。
得意のパス回しから有吉佐織、阪口夢穂のゴールが決まり2大会連続のベスト8を決めた日本。だが後半はオランダの猛攻に晒される時間帯が多く、何度もピンチを招いた。
オランダ代表を率いたロジャー・ライジュナーズ監督は、「1点を返せたのは幸運だった」と試合後の会見でコメントした。
●ロジャー・ライジュナーズ監督のコメント
「後半に試合が決まったポイントまでは、非常に良いプレーができたと思う。2度ほどずさんなミスが出てボールを失い0-2とされた。チームは今回の試合で何かをつかもうと、必至にやれる限りのことをしたと思う」
「ひとり目の交代カードでMFを外してFWを投入した。それから中盤の選手を前列に上げ、ラスト10分はDFを3人にして中盤を厚くした。それでも思うような結果は得られなかった。十分ではなかったということだ。少しの幸運に恵まれ1点を返せた。日本という強豪に負けた。この試合についてはそういう印象を持っている」
《岩藤健》
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