サッカー女子日本代表は6月16日、ワールドカップ1次リーグ第3戦でエクアドルと戦い、1-0で勝利した。日本は3戦全勝でグループステージを1位通過したが、得点力不足に多くの注文がつけられている。
ここまでエクアドルは2戦全敗。いずれも大差で敗れており、日本にも決勝トーナメントに向け、勢いをつける大勝が期待された。だがボールポゼッションでは73%と圧倒するものの、肝心のゴールが生まれない。20本のシュートを放ったが、ネットを揺らしたのは1本だけだった。
試合後の会見で佐々木則夫監督は、「力を隠しているわけではない。出てこないというのが現実。出せてないのは私の責任」と、チームは未だ全開になってないと認めた。
現地カナダのメディアは、前回王者の日本に「期待されたプレーではない」と辛口の評価。もっと高いレベルを要求した。
日本は23日(日本時間24日午前)にオランダと決勝トーナメント1回戦を戦う。ここから先は負けたら終わりの試合が続く。王者のサッカーを見せられるか。
《岩藤健》
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