【エンジニア女子】プログラミングは表現する手段のひとつ…布村千夏さん | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【エンジニア女子】プログラミングは表現する手段のひとつ…布村千夏さん

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株式会社オールアバウト開発部の布村千夏さん
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 毎週さまざまな企業のエンジニア職の女性を紹介する「今週のエンジニア女子」、本日よりスタートします。第一回目に登場いただいたのはオールアバウトシステム部開発グループの布村千夏さん。

 布村さんは、学生時代から絵画や写真などものづくりが好きで、デスクにも自分で撮影して焼いた写真が飾ってありました。彼女のインタビューでは、そんなものづくりとエンジニア職という、全く異なって見えるものが根本では結びついていました。

-- 現在どのような業務を行っていますか?

 オールアバウトの子会社であるオールアバウトナビが運営しているFacebook社公認のナビゲーションサイト「Facebook navi」のエンハンス、開発です。大まかに言うと、Facebook naviでサーバサイドの開発が関わる案件に携わっていて、細かいところでは広告用のタグを入れたり、大規模なものでは新規コンテンツ「DaySnap」運用のためのCMS構築を担当しています。最近では訪日外国人向けショッピング情報サイトが6月中にリニューアルするので、その案件も担当しています。

-- エンジニアを目指したきっかけを教えてください

 もともとは、手芸、工作などものづくりが好きでした。中学生の頃、Web上でグリーティングカードを送ることができるサービスが魅力的で、何かを表現するものを作る手法の一つとしてWebを視野に入れていました。そのため、プログラミングは目的=やりたいことではなく、手段の一つとして捉えています。
 情報系の大学に進学しましたが、プログラミングやサーバサイドの概念に興味を抱かず、エンジニアのキャリアは視野に入れずに就活を行っていました。ただWeb業界には携わっていたいと考えていて、オールアバウトを総合職で志望しました。そこで、Web業界での今後のキャリアを考える上で、何かを形にしていきたい、発信したいと本気で考えるのであれば、今まで避けて通ってきたエンジニアとしての知識や技術があった方が強みになるということで、エンジニア職での応募を勧められました。

-- どういった方がエンジニアに向いていると思いますか?

 形にすることにこだわることができる人。手芸、絵画に共通するように、プログラミングも、自分の思想に基いて目的物を制作します。外的要因によって仕様通りのものを作ることができない可能性が出てきた場合、すぐに諦めるのではなく、目的に近づけるための別の手段を模索し、実装する根気が問われる。つまりは「こだわり」とそれに適う「根性」が大事。

-- 今後はどのようなエンジニアを目指していきたいですか?

 一つ目には、今、エンジニアとして何ができるかは分からないけど、Webメディアがコピーコンテンツで氾濫する中で良質なコンテンツを一貫して作り続ける自社メディアが正当に評価される世界の実現です。
 二つ目には、プログラミングやシステムの知識を手段と考えるのであれば、その手段を用いて自分だけのメディアを好き勝手に作りたいと考えています。今までは社内の既存のサービスの開発する案件が多かったので、ゼロから自力でメディアを作ることが自分の実力をつけることにも繋がるので。


■ ひとくちメモ

Q.仕事に欠かせないビジネスツールはなんですか?
A.万年筆

Q.お仕事帰りに寄るお店は?
A.店が空いている時間であれば吉祥寺の一圓

Q.ここぞ!という時に使いたい飲食店は?
A.壁の穴というスパゲティ屋さん。学生だった頃から、何か良いことや、これから頑張りどきというライフイベントがある時は「うに・いくら」というメニューを大盛りで食べる

Q.最近読んだおすすめの本は?
A.「スローターハウス5」

Q.さいごに、理想の男性像を教えてください!
A.お父さんみたいな人。たまに理不尽だったり厳しいけど、基本的にやさしい


■ 次回は……
 サイバーエージェントのエンジニア女子が登場

【今週のエンジニア女子 Vol.1】プログラミングは表現する手段のひとつ……布村千夏さん

《田中沙織@RBBTODAY》

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