サッカー日本代表は6月16日、埼玉スタジアムでシンガポールと対戦(ワールドカップロシア大会 アジア2次予選E組)。前半後半を通じて圧倒的にボールを支配しながらも無得点で終わり、FIFAランキング154位の格下相手に痛恨のドロー発進となった。
「こんなことはサッカー人生で初めて」。試合後に語ったバヒド・ハリルホジッチ監督。日本の放ったシュートは実に23本。FW本田圭佑の放ったフリーキックをはじめ、ポストやバーに当たる惜しいシュートもあった。ただ、相手GKの再三にわたる好セーブもあり、最後の最後までシンガポールゴールをこじ開けることはできなかった。
痛恨のドローに対して、「宇佐美には期待していたのに。結局公式戦に入ると宇佐美もこれか…」「シンガポールの守りはかたかったけど、シュートの精度が低すぎる」「1点も取れないって、ありえない。ホームだし」など、結果に失望するファンの声が多く寄せられていた。
ハリルホジッチ監督は、「選手はすべてを出し切ってくれた。下を向く必要はない」と語りながらも、悔しさをにじませていた。
《浜田哲男》
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