マイアミ・マーリンズは6月13日にコロラド・ロッキーズと対戦し、ジャンカルロ・スタントンの23号2ランも飛び出して4-1で勝利した。
六回に1点を返され2-1と追い上げられた直後の攻撃、スタントンはランナーひとりを置き、レフトポール際に打った瞬間それと分かる2ランホームランを叩き込んだ。
開幕直後は出遅れた印象もあったスタントン。だが気づけばホームランは23本目、本塁打王争いで首位を走り続けてきたナショナルズのブライス・ハーパーも逆転し、単独でメジャートップの本塁打数を誇る。
いよいよ本領を発揮し始めた飛ばし屋に、「スタントンのバットが火を噴いたな」「ひとりで全得点を叩き出した」「ホームランも打ってるし、打率も上がってきた。これでもまだ批判したいか?」など、これからが勝負だとファンの意気も揚がっている。
開幕前はサンフランシスコ・ジャイアンツからマイケル・モースを獲得し、スタントンと並んで強力クリーンナップを形成すると期待されたが、ここまでは目論見が外れているマーリンズ。
リーグ12位の打点数を少しでも上げていきたい。
《岩藤健》
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