6月1日から自転車罰則強化…歩行者が「自転車を恐いと思った瞬間」も罰則対象 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

6月1日から自転車罰則強化…歩行者が「自転車を恐いと思った瞬間」も罰則対象

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6月1日から自転車罰則強化…歩行者が「自転車を恐いと思った瞬間」も罰則対象
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保険クリニックは、自転車利用と自転車保険に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。対象は20歳~60歳の男性250名、女性250名、計500名。

6月1日に道路交通法が改正され、自転車への罰則が強化された。同社が行った自転車の利用状況についてのアンケートでわかった、「歩行者が自転車を恐いと思った瞬間」が、今回罰則の対象として明記されている項目となっていたことが明らかになった。

歩行中に自転車が恐いと思ったことがあるかを聞いたところ、335人(67%)があると回答。内容は、「歩いていて自転車と接触しそうになった」約53%(179人)、「スピード・飛び出し・信号無視で恐いと思った」75.8%(254人)となっている。他にも、自転車のマナー違反が上位にランクされている。

「自動車と同様、一時停止をすること」「歩道ではなく車道を走ること」「歩道を通行する場合は、歩行者に注意して徐行すること」などの項目は、改正された道路交通法で罰則の対象として明記されている。これらをきちんと守ることが、歩行者が恐い思いをせず安全に通行することに繋がる。

自転車利用について500名に尋ねたところ、281人(56.2%)が自転車を利用していることが分かった。ほとんどが1人1台、自分の自転車を所有しており、利用状況は週に2~3回、またはほぼ毎日、買い物のために利用しているという結果になった。

自転車に乗っていてヒヤリとした経験があるかという問いでは、自転車を利用している281人中215人(76.5%)があると回答。大半を占めた回答は、車や自転車、歩行者とぶつかりそうになった経験がある172人(80%)だが、実際に事故をしてしまったというケースも41人(19%)いる。

また、自転車に乗っている人の保険加入状況は、医療保険のみ、もしくは保険に加入していない人が202人(71.8%)となっている。医療保険では、事故の相手に対する賠償金が保険で補填できない。近年では、自転車事故で数千万単位の高額な賠償金を支払う事例が増えているため、万一のために自転車保険や個人賠償責任保険への加入もマナーになりそうだ。
《美坂柚木》

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