2015年ジロ・デ・イタリア、5月16日の第16ステージ。スペインのミケル・ランダ(アスタナ)は再び山岳で強さを見せ、ステージ2連勝を飾った。
激坂の1級山岳モルティローロでアールが不調を訴えたとき、ランダはライバルのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)、ステフェン・クルイシュウィック(ロットNLジャンボ)をマーク。最後の3級山岳アプリーカでは単独でアタックし、第5ステージに続く勝利を挙げた。
この結果、ランダは総合順位でもアールを逆転し、2位に浮上した。
「僕にとって最高の1日だった。おそらく日曜日以上だね。アルベルトにトラブル(パンク)が発生し、カチューシャが全開で走っていたから、僕たちはカチューシャに協力した。モルティローロではアールの調子がよくなくて、彼が僕にコンタドールとクルイシュウィックと一緒に行けといったんだ」
「今日は、僕が上りで最強の選手のひとりになりえることを証明した。まだ上りゴールはいくつか残っている。チームとして僕たちは一致団結し、注意しなければならない。今日コンタドールに起こったことが、僕たちに起こるかもしれないからね」
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