マイアミ・マーリンズのイチローが5月24日、ボルティモア・オリオールズとの試合に代打で出場。メジャー通算2876本目のヒットを放った。
大勢の観客が見守る前で打席に入ったイチローは、カウント1-2から低めのスライダーを打ち返し、ピッチャーの足下を抜けるセンター前ヒット。打球の行方を確認した観客から大きな歓声が起こった。
イチローは41歳になった今も伝説を作り続けている。22日の試合で2安打を放ち、"神様"ベーブ・ルースの記録を抜くと、今度はメル・オットに並び歴代41位タイ。イチローが何かをするたび、メジャーの偉人たちが思い出されていく。
安打記録を更新し続けるイチローに、「年齢的に衰えててもおかしくないのに、まだメジャーで3割近く打てるのは異常だ」「代打と言う限られたチャンスもキッチリ決めるあたりが流石だ」「そもそも去年の打率.284はヤンキースの中じゃ一番だったのに、なんでオフの評価が低かったの?」など、ファンからは今でも出れば結果を残せる選手という声が多い。
試合もマーリンズが5-2で勝ち、チームとしてもイチロー個人にもうれしい1日になった。
【やわらかスポーツCYCLE】
《岩藤健》
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