【スポーツメディア考】明大スポーツ新聞部 伝統校の活躍、休日返上で追いかける…学生メディア篇 3ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【スポーツメディア考】明大スポーツ新聞部 伝統校の活躍、休日返上で追いかける…学生メディア篇

オピニオン ボイス
【学生スポーツ新聞部】明治大学…休日返上、自費で各部活の活動を追い続ける
  • 【学生スポーツ新聞部】明治大学…休日返上、自費で各部活の活動を追い続ける
  • 【学生スポーツ新聞部】明治大学…休日返上、自費で各部活の活動を追い続ける
  • 明大スポーツ新聞部編集長の坂本寛人さん
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  • 明大スポーツ新聞部編集長の坂本寛人さん
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---:取材のコツなどはありますか?

坂本:自分はラグビー部の担当なのですが、簡単なことだけ質問しても、簡単な答えしか返ってこず、面白い取材にならなかったことがありました。そういった経験から、ルールをしっかりと細かいところまで勉強して、質問の時はより具体的に、細かいところをうかがっていくようにしました。

「こういうプレーが試合中にありましたが、周りの状況はこうでした。あのプレーはやはりこういう意図で行ったのでしょうか?」というようにです。そうすると選手は、「そうじゃないんだ。あのプレーは実はこういう理由があって、こういう意図で行ったんだよ」と詳しくコメントしてくれることが分かりました。そういった部分はずっと意識しています。


明大スポーツ新聞部、取材中のひとコマ

---:「ラグビー知ってるよ」的な雰囲気を出すことが大切なんですね。この部活を続けてきた中で、得られたことはありますか?

坂本:キツいこと、面倒なことがあったり、部員と意見がぶつかることなかで、人間関係が複雑になっていくこともあります。そういった中で、部活がひとつになっていく過程というのは、自分に「みんながひとつになること」の難しさや大切さを教えてくれました。

---:文化的でテクニック的なものより、みんなで何かをする素晴らしさといった、まさに「チームスポーツ」を通して得られるようなことを体験しているのですね。

■編集後記

皆さんの出身校に「スポーツ新聞部」はありましたか?もしあったとしても「何をやっているのかよくわからない」というのが正直な感想ではないでしょうか。私がそうでした。

明治大学のキャンパスを訪れると、新聞を無料で配り続ける学生スポーツ新聞部に出会えます。そんな彼らを見かけたら、新聞をもらって記事を楽しみ、そして新聞を作り上げる労力を想像して、新聞を読んでみてはどうでしょうか。

彼らは次の休日も、同じ大学の仲間たちを追い続けます。

明大スポーツ新聞部サイト
《大日方航》

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