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【Next Stars】ビーチバレーはバレーの集大成だ…田中姿子選手

オピニオン ボイス
ビーチバレー 田中姿子選手
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■「水着でやる」ことに着目される違和感

---:競技をやっていく上での苦労はありますか?

田中:苦労したことはあまりないのですけれど、人気選手が出てきて競技にも注目が集まってきている中で、どうしても「水着でやっている」という点が着目されてしまいがちです。選手がグラビアをやったりだとか。

そういう目線でビーチバレーという競技をとらえてしまう人たちが増えているのは個人的には違和感を覚えますし、「ビーチバレー」という"競技としての認知度"はまだまだ高くないと思います。

ただ、そういった視点からこの競技に興味をもった人が、そのうち他の視点から競技自体に興味をもってくれるかもしれない。だから、そういった部分も必要ではあるのかな、と思います。

---:ビーチバレーをやる時期は夏中心でしょうか?

田中:3月~11月がシーズンとなっています。国内だけではなく、タイやインドネシアなどのアジアツアーなどもありますので、そういった海外の試合にも参加しています。やろうと思えばオーストラリアのツアーに参加するなどして、一年中活動することも可能だとは思います。



---:活動するには資金が必要になってきますよね?

田中:そこが問題ですね。今はフリーで活動していて、企業にいたときと違って会社がどうこうというわけでもないので、バレー教室の類に呼んでいただいたりして、なんとか生きてます(笑)。

---:アルバイトはしていますか?

田中:バイトはしていないです。まだビーチバレーでは競技人口が少ないので需要がなく呼ばれることがないので、6人制のバレーの教室に呼ばれていたりします。ママさんバレー、パパさんバレーなど。バレー自体の人口は多く、そういったところで色々な形でお呼ばれすることは多いです。

---:趣味ではなく、競技でやっていこうとした決意というのは?

田中:やはり、自分がやりたくて本格的にはじめた競技でもあり、世界の選手たちと闘っていくのがすごく面白いからだと思います。ビーチバレーは砂の上でやるし、風もあるしで、「自分はいままでなにをやってきたんだろう」というくらい、今までやってきたバレーとは異なる競技なんです。

ただ最近は「最終的にはバレーボールの一種だな」ということがわかってきた。今まで続けてきたバレーの経験も活かして、「世界にはどうやって勝っていけばいいんだろう」ということを考えていくのはすごく面白いです。

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《大日方航》

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