4月5日のベルギーの2015年ツール・デ・フランドル、オランダのニキ・テルプストラ(エティックス・クイックステップ)は好調アレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)との1対1の争いに敗れ、2位に終わった。
昨年のパリ~ルーベ覇者で、このレースでも負傷欠場のトム・ボーネンに代わりエースのひとりとして臨んだテルプストラ。ラスト28kmで、クリストフとともに集団から抜け出すことに成功する。
しかし、その後はクリストフを振り切ることができず、最後のスプリントでは太刀打ちできなかった。
「(クリストフは)いい逃げのパートナーだと思った。もちろん彼は速いけど、僕たちが飛び出したときはまだ上りが3つ残っていた。そこでアタックしたいと思ったけど、上りでも彼はすごく強かったね。パーテルベルグ(最後の丘)では彼は速いペースを刻み、僕は抜くことすらもできなかった」
「ここ数週間彼は力を見せていたし、今日もまたそれが真実だった。ラスト10kmでも彼はそばにいたし、僕にできることはほとんどなかった。彼がスプリントで速いのは当然だから、ラスト3kmは後ろに入った。彼が疲れていることを願ったんだ」
「僕がスプリントを始めて横に並んだとき、彼が加速した。そして、今日は彼が最強だということを証明したんだ。2位には満足しなければならない。偉大なモニュメントでの偉大な結果だ。もちろん、僕は何度も2位になっているし、目標は勝利だ。でも、状況を考えると満足だよ」
「来週のパリ~ルーベに向けてワクワクしている。自分の調子がいいのは証明しているし、ディフェンディングチャンピオンとしてゼッケン1番をジャージにつけるのは、誇りだ。次の日曜日がどうなるか楽しみだね」
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