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イチロー(2014年9月27日)(c)Getty Images
イチローの来季については、いくつかの球団が興味を示していると伝えられ、最近ではダイヤモンドバックスが興味ありと報じられた。
しかしオリオールズからFAになったネルソン・クルーズなど、外野の目玉と呼べる選手がまだFA市場に本格参加しておらず、それより一段評価が落ちると見られるイチローは後回しにされている状況だ。
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イチロー(2014年9月28日)(c)Getty Images
イチローに限らず、ベテランはこうした傾向になりやすい。
来季の活躍の場が決まらない状況にファンは、「スタメン起用を考えてくれてる球団で頑張ってほしい」「イチローはもっと活躍の場が多く得られる球団に行くべき」など、残り200を切った3000本安打に向け先発で出られるチームへの移籍を望む。
その一方で、もはや主力級の選手と見なされない扱いに「イチローもそういう時期に来たんだなあ」「イチローも歳には勝てんか」「正直イチローには今ぐらいを引き際にしてほしい」などとし、“天才”イチローもキャリアの後半にさしかかったとみえることで、感慨に耽るコメントも。
イチローが本格的な交渉をスタートさせられるのは、移籍市場が動き出す12月以降、主力選手の動向が決まったあとと見られる。年内いっぱい、越年もあり得る。