ウィルス感染で戦列を離れているドイツのマルセル・キッテル(ジャイアント・アルペシン)のレース復帰が、さらに遅れることが4月4日にチームから発表された。
キッテルは、シーズン開幕直後にウィルスに感染。しばらくバイクにも乗っていなかったが、現在はすでにトレーニングを再開している。しかし、チームのパフォーマンススタッフとキッテル自身との協議の結果、レース復帰までに追加のトレーニングが必要と判断された。
キッテルは、4月8日のベルギーのスヘルデプライスでは2014年まで3連覇していたが今年は欠場する。4月12日のフランスのパリ~ルーベにも出場せず、チームの医療スタッフ、パフォーマンススタッフとともにトレーニング強度を徐々に上げていく。
キッテルは、「少し前からバイクには乗っているけど、通常のパフォーマンスレベルにはまだ戻っていない。だから、完璧な体調に戻り、今シーズンの次の目標に向かうために努力することに決めたんだ」と説明している。
キッテルは、過去2年間のツール・ド・フランスでステージ8勝を挙げた現役最強スプリンターのひとりだ。
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