中日は4月1日、ナゴヤドームで巨人と対戦。この試合で先発した中日の吉見一起投手は708日ぶりの白星をあげた。エース吉見がナゴヤドームのマウンドに戻ってきた。13年6月に右ヒジの手術(通称トミージョン手術)を受けるなど、ここ数年は右ヒジ痛との戦いが続いていたが、2015年はキャンプから復調ぶりをアピールするなど完全復活が期待されていた。この日は持ち前の制球力がさえ、巨人の坂本勇人内野手から2打席連続で三振を奪うなど安定感のある投球を見せた。吉見の久しぶりの白星に対してファンは、「とうとう戻ってきたか。でも、あんまりはりきり過ぎないでほしいな」「トミージョン手術を受けると復活まで最低1年っていうし、よく戻ってきてくれた」「吉見らしい丁寧なピッチングだった」など、帰ってきたエースを称賛する声が多数。中日は2年連続Bクラスに甘んじたが、この2年は吉見が満足に投げられなかったことが大きい。球界屈指の右腕が戻ってきたことで、セ・リーグの勢力図が塗り替えられる可能性は大いにあるだろう。中日ドラゴンズの公式Facebookページでも吉見の復活を報じている。今日はもう、吉見投手です!!先発し6回を投げ2安打無失点に抑えるピッチングを見せました。後を継いだ投手陣、浅尾投手、岡田投手、田島投手、又吉投手、それぞれがノーヒットピッチング!!打線は亀澤選手のタイムリーで先制すると、4回まで毎回得点、最後は7回裏無死満塁、松井雅選手の走者一掃のタイムリー二塁打でダメ押し!!9-0で完封勝利です。約2年ぶりに白星を手に、吉見投手復活です~!!Posted by 中日ドラゴンズ on 2015年4月1日