カロライナ・パンサーズからフリーエージェントになっていたグレッグ・ハーディが、3月18日ダラス・カウボーイズと1年1310万ドル(約15億8000万円)で契約したことが分かった。保証金などはない。
ハーディは2014年までパンサーズでプレーし、2012年は11サック、2013年には15サック記録するなど、リーグでも上位のパスラッシャーとして活躍した。しかし昨シーズンは交際相手への暴力事件が発覚、コミッショナー認可リストに入れられ、出場1試合で終えていた。
パンサーズが放出を検討しているという話が出てから、真っ先に手を挙げるのはカウボーイズだろうと見られてきた。ダーティーなイメージがついたと言っても、優秀なディフェンスエンド(DE)は喉から手が出るほど欲しい。
気がかりなのはハーディがまだ認可リストに入っており、リーグはさらなる罰則を科すか検討中の点だ。もし昨シーズンのような事態になったとしても、負担なく解雇できるよう契約内容は考えられたものと思われる。
《岩藤健》
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