この日の試合でジョン・イズナ―を6-4、7-6で下したノバク・ジョコビッチ。大会4度目の優勝をかけ準々決勝では22歳の新鋭バーナード・トミックと対戦する。
アンディ・マレーの相手は4回戦で錦織圭を破った、スペインのベテラン選手フェリシアーノ・ロペス。勝てば準決勝ではジョコビッチとの対戦が確実視されており、2015年全豪で負けた借りを返すためにも取りこぼしたくない。
調子が悪いと言われながらも、粘りのテニスで勝ち進んできたラファエル・ナダルは、ミロシュ・ラオニッチと対戦。今大会サービスゲームのキープ率が悪いナダル。強力なサーブを持つラオニッチ相手は、苦戦が予想される。
大会5度目の優勝を狙うロジャー・フェデラーは、トマーシュ・ベルディハが相手。4回戦ではジャック・ソックを寄せ付けずストレート勝ち。パリバ・オープン通算50勝を達成した。今大会まだ1セットも落としておらず、安定したテニスで勝ち上がってきた。
気がつけばジョコビッチ、フェデラー、ナダル、マレー、いわゆるBIG4は全員ベスト8に残っている。彼らにとっては、ここからが本番といったところ。ファンも「BIG4が戻ってきた」「調子が良くないときも、コートや対戦相手との相性が悪いときもあるが、それでも安定して勝ち続けられるからBIG4だ」と、テニス界に君臨する4人の精鋭を称えた。
投稿 by BNP Paribas Open.