アルペン2014年四半期決算、天候不順や出店増加などの影響により減益 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

アルペン2014年四半期決算、天候不順や出店増加などの影響により減益

新着 ビジネス
アルペングループ公式サイト
  • アルペングループ公式サイト
アルペンの2015年6月期第2四半期の連結業績(2014年7月1日から12月31日)は、売上高が1055億円(前年同期比3.6%増)、営業利益が18億円(同37.3%減)、経常利益が26億円(同28.9%減)、純利益が11億円(同24.0%減)とした。

2015年6月期の連結業績予想(2014年7月1日から2015年6月30日)は、売上高が2248億円(前年同期比6.4%増)、営業利益が60 億円(同9.1%減)、経常利益が73億円(同9.0%減)、純利益が31億円(同33.1%減)と見込んでいる。

第2四半期連結累計期間は、低価格で高品質なプライベートブランド商品の開発を推進。中でも靴ひもの代わりにワイヤーレースとそれを巻き取るダイヤル(TGF)を搭載したゴルフシューズがヒット。クラブは前年に人気ブランドのニューモデルが大きく売上を伸ばしたことの反動もあり、低調に推移。

ウィンター用品については、ソチ五輪での日本人スノーボード選手の活躍もありスノーボードが好調。平野部での積雪量も多かったことからスノーシューズも好調に推移した。

一般スポーツ用品は、ランニングおよびスポーツシューズが好調に推移するとともに、日本人選手の活躍で注目の集まったテニスも売上を伸ばした。一方で、夏の天候不順により、キャンプ、マリン用品などのアウトドア用品が低調に推移。

利益面については、天候不順の影響などをうけて在庫が増加した商品について、値下販売を促進。その結果、売上総利益率が悪化した。また、出店の増加により販売費および一般管理費が増加した分、営業利益、経常利益ともに減益となった。
《浜田哲男》

編集部おすすめの記事

page top