ブリヂストンが発表した2014年12月期の連結決算は、経常利益が前年同期比6.5%増の4632億円と3年連続で過去最高益を更新した。
売上高はタイヤ部門、多角化部門ともに増収となり、同3.0%増の3兆6739億円と増収となった。
タイヤ事業では、日本は乗用車・小型トラック用タイヤ、トラック・バス用タイヤともに販売本数が前年を上回った。米州では北米で乗用車・小型トラック用タイヤ、トラック・バス用タイヤともに販売本数が前年を上回り順調だった。
欧州では乗用車・小型トラック用タイヤの販売本数が前年を下回ったが、トラック・バス用タイヤは前年を上回った。アジア・大洋州では乗用車・小型トラック用タイヤは横ばいだったが、トラック・バス用タイヤは伸びた。中国は乗用車・小型トラック用タイヤは順調だったが、トラック・バス用タイヤが前年を大幅に下回った。
特殊タイヤは鉱山でのタイヤ在庫調整などの影響で低迷した。
営業利益は原材料価格の下落などの効果もあって、同9.1%増の4780億円と3年連続で過去最高益を更新した。純利益は同48.8%増の3005億円と2年連続で過去最高だった。
今期の通期業績見通しは売上高が同8.3%増の3兆9800億円、営業利益が同8.6%増の5190億円、経常利益が同8.2%増の5010億円、純利益が同6.1%増の3190億円を予想、過去最高益の更新を予想する。
《編集部@レスポンス》
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