スペイン国王杯コパ・デル・レイ準決勝セカンドレグが3月4日に行われた。敵地でバルセロナが3-1でビジャレアルを破り、2戦合計6-2で決勝進出を決めた。
試合は前半3分にリオネル・メッシがディフェンダーとキーパーの間に絶妙のパスを出し、ネイマールが左足で合わせ早々に先制点を挙げた。このゴールでビジャレアルの出鼻を挫いたバルセロナ。その後も相手を圧倒した。
試合後、バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督は「試合をコントロールしたいと考えていた。前半は相手に2つか3つだけチャンスを許したが、後半は支配することができた」と、ほぼ思い通りの試合だったと語った。
「今はチームにとってポジティブな時期だ。決勝進出は非常にいいことだが、勝たなければならない。優勝できるチームは1つだけだ。今はリーグ戦の次の試合に集中している。タイトル獲得を考えるのはそれからだ」
5月29日に行われるアスレティック・ビルバオとの決勝戦の前に、バルセロナは3月18日にマンチェスター・シティとのCL1回戦、22日には首位レアル・マドリードとの直接対決が控えている。
気の抜けない試合が続くが、エンリケ監督は最後まで集中力を切らさず戦うと誓った。
《岩藤健》
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