8日のリーガ・エスパニョーラ第22節、ビルバオ戦で5-2と勝利したバルセロナは、レアル・マドリードとの勝ち点を1差とした。
好調の要因はプレースタイルの変化かと問われたルイス・エンリケ監督は、それはメディアの勝手な想像だ、シーズンには良いときと悪いときがあるとした。
「エンリケ監督(以下敬称略):最も継続性のあるチームが、このリーグの勝者になる。第37節か第38節まで優勝決定は待たなければならないだろうね。昨季のように最終節で決まるかもしれない」
公式戦9連勝で来月のクラシコにも弾みがついたバルセロナ。それでもエンリケ監督は1歩ずつ進んで行くことが大事だと語った。
「エンリケ:自信を持ちすぎたり、他の側面に集中したりということはすべきではない。我々はまだ2位だ。以前より差は縮まってはいるが、今後も厳しい時期があると分かっているから、それを乗り越える準備をして自分たちのレベルを上げていかなければならない。それが成功の鍵となるだろう」
得点の他にアシストも決めたメッシについて、彼のような選手を従えるのは光栄なことだが、他の選手も称えるべきだとした。
「エンリケ:リオネル・メッシを擁するというのは、監督にとって最高級の特権ではあるが、他の選手にも賞賛を送りたい。今日のように大きな困難をもたらす厳しい相手を倒し、苦しみながらも多くのチャンスを作ることができるときには、選手たちを称えなければならない。我々がしているように大きな絵をチームとして描くときこそ、さらに強くなれると信じているからね」
《岩藤健》
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