レアルは第20節でコルドバのDFエジマールを蹴り出場停止となっていたクリスティアーノ・ロナウドが復帰。しかし骨折が判明したMFハメス・ロドリゲスや、左のハムストリングを負傷したDFセルヒオ・ラモスなど主力に負傷者が続出。現有メンバーでのやり繰りとなった。
試合は前半14分、FWマンジュキッチが落としたボールにMFチアゴが反応し、早くもアトレティコが先制する。アトレティコは前半18分にも追加点を挙げ、前半を2-0とリードして折り返した。
早く追いつきたいレアルは、後半開始からMFサミ・ケディラに代えてFWヘセ・ロドリゲスを投入する。それでも傾いた流れは変わらず、立て続けにアトレティコがチャンスを作り出す。
後半22分にグリエーズマンのゴールでアトレティコが駄目押しとなる3点目。さらには試合終了間際の後半44分、フェルナンド・トーレスのクロスをマンジュキッチが決め4-0と差を広げる。
アトレティコの前に為す術なく破れたレアル。8日に行われるバルセロナ対アスレティック・ビルバオ戦の結果によっては、2位バルサとの勝ち点差は1となる。
この結果にファンからも「アトレティコに負けすぎ！！」「ラモスがいないとはいえ一点も取れないとか、どんだけ調子悪いんだ。今後に響くな...」「レアルやっぱラモス、ペペいないと無理」など、チーム状態を心配する声が挙がっている。
今季レアルをお得意様にしているアトレティコには「アトレティコよくやった！」「これにバレンシアとセビージャあたりが続けばリーガは面白くなりますね」と、一時はレアルが独走態勢に入るのかと思われたリーグ戦が、再び面白くなってきたと歓迎するファンもいた。
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