24日のリーガ・エスパニョーラ第20節、アトレティコ・マドリードはホームにラージョ・バジェガーノを迎え、3-1で勝利した。
試合後の会見でシメオネ監督はフェルナンド・トーレス、リーグ戦の今後、現地28日に迫ったスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準々決勝セカンドレグについて、たっぷりと答えた。
「フェルナンド・トーレスは加入したときの勢いを保ちたいと思っているはずだ。レアル・マドリード相手に素晴らしい試合をした。バルセロナ戦でもいくつかの観点から、よくやっていたと言える。チームに少しずつ馴染んでいると思う。彼のスピードというアドバンテージを活かせることを願うよ。スペースを見つけた彼は相手に悪夢を見させられるからね。
水曜日のバルセロナ戦のことは考えない。ある監督が言ったようにその話は今晩、私の枕に話すだけにしなければならない。本当にバルセロナ戦のことは考えていない。今日は重要な試合を戦ってものにしたと、ただそのことだけを考えている。バレンシアとセビージャが直接対決する前に勝ててよかった。彼らとの争いで有利に立てる。他の試合のことを考える時間はたっぷりとあるんだ。今日は自分たちの試合のことだけ考え、勝利を目指していた。それが我々に必要なことだったからね。
我々はバレンシアとセビージャと勝負をしている。今はどうなるかを見守るとするが、バレンシアとセビージャとそうだったように、ビジャレアルとも戦わねばならない。我々はリーグに楽しみを提供しているんだ」
25日に行われたバレンシアとセビージャの試合は、バレンシアが3-1で勝利しアトレティコと勝ち点差3の4位につけている。
レアル、バルサの2チームを追いかけたいアトレティコだが、追走してくるライバルにも警戒を怠らない。
《岩藤健》
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