ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンは、2014年の主要ゴルフ用品の小売販売動向を発表した。
2014年主要ゴルフ用品の販売額は、前年から3%縮小し、1397億円となった。シューズが好調だったことで、用品類は前年と同等の規模を維持。しかし、市場規模の大きいクラブが前年比5%減の873億円と苦戦したことが響いた。
男性用アイアンセットは、従来に比べセット本数の少ない商品の販売が増加した。5本組みアイアンセットの販売数量構成比が、2013年の26%から31%へ上昇。また、男性用単品アイアン販売も数量前年比12%増となっている。金額前年比も15%増と伸長しており、含まれていない番手を必要としている購入者も存在していると推測できる。
ゴルフシューズの販売金額は、前年から2%増となった。原動力となっているのは、「Boaクロージャーシステム」に代表されるワイヤーをダイヤルで締め上げる脱着機能を搭載したシューズだ。年々モデル数が増加し、2014年はダイヤル式脱着モデルの販売数量構成比は45%に達した。
《美坂柚木》
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