ポルトガルの2015年アルガルベ一周、2月22日の最終第5ステージはアルモドバル~ビラモウラ間の178km。ドイツ・ロード王者のアンドレ・グライペル(ロット・スーダル)がゴールスプリントを制し、今季初勝利を挙げた。
この日のコースはほぼ平坦で、3級山岳が1カ所あるのみ。レースの状況は何度か変わり、逃げ集団は最初は3人、次に5人、最終的に7人となった。
しかし、この逃げはラスト数kmでつかまり、最後はスプリント勝負へ。ロット・スーダルのトレインから完璧なダッシュを見せたグライペルがステージ優勝を飾った。2位はトム・バンアスブローク(チームロットNLジャンボ)、3位はルディガー・セリグ(カチューシャ)。
総合優勝はゲラント・トーマス(チームスカイ)がタイム差を守り切って、獲得した。
グライペルは「シーズン初勝利はいつでも最高の気分だね。チームは完璧にスプリントのお膳立てをしてくれた。多くのポルトガルチームが逃げに入ろうとしていた。逃げの7人が全員協力したら、ゴールまで逃げ切るのではと心配していた。(チームメイトの)ショーン・デビエとスティグ・ブロークスが逃げをコントロールしてくれた。ゴールエリアは知っていらし、僕に向いていた。僕たちのプランはうまくいったね」と振り返っていた。
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