2015年UCIトラック世界選手権。最終日2月22日の女子ケイリンは、オーストラリアのアンナ・メアーズが女子史上最多となる11個目の金メダルを獲得した。
250mトラック8周の2kmで争われる女子ケイリン。6人が出走した決勝で、メアーズは先行したままライバルを抑え切って優勝。金メダル10個のフェリシア・バランジェ(フランス)を抜いて単独トップに立った。
オーストラリアは、今大会4つ目の金メダル。銀メダルはシェーン・ブラスペニンクス(オランダ)、銅メダルはリサンドラ・グエラ(キューバ)。日本の加瀬加奈子は、予選第1ラウンド敗退だった。
メアーズは「2日前のスプリントは苦戦しました。今日はどれくらいのパフォーマンスができるかわかりませんでした。チームとコーチのおかげです。レースのこともあまり覚えていません。ただ楽しみました」と、無我夢中のレースだったと振り返った。
さらにUCI(国際自転車競技連合)の新たな試みも評価していた。「UCIがオンボードカメラを導入したことには拍手を送ります。外からのテレビカメラはスピードや接戦のレース、バンクの急傾斜を見せることができません。私はフランソワ・ペルビス(フランス)のケイリンを見て楽しんだし、多くの人が私の映像も楽しんでくれるといいですね」
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