2015年ツアー・オブ・オマーン、2月19日の第3ステージはアル・ムサナー・スポーツシティをスタート・ゴール地点とする158km。ノルウェーのアレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)がゴールスプリントを制し、今季4勝目を挙げた。
この日も気温40度近い暑さの中、スタート直後に3人が逃げ、23km地点で9分15秒のリードを築く。この中で2日連続で逃げに乗ったイェフ・バンメルハーヘ(トップスポートフラーンデレン)は2つの中間スプリントをトップ通過すると、トレックファクトリーレーシングが追走を指揮するメイン集団に戻った。残る2人も141km地点で吸収され、集団はひとかたまりのままゴールスプリントに突入する。
最後はチームメイトのトレインから力強いダッシュを見せたクリストフが、オマーンでは昨年に続く通算2勝目をつかみとった。2位にはアンドレア・グアルディーニ(アスタナ)、3位にはマッテーオ・ペルッキ(IAMサイクリング)が続いた。
前週のツアー・オブ・カタールでもステージ3勝を挙げたクリストフは、これで中東シリーズで4勝目と快進撃を続けている。
クリストフは「僕たちは以前と比べると大きく進歩している。毎レースがステップアップなんだ。リードアウトトレインには満足しているよ」とチームメイトに感謝していた。
総合首位のレッドジャージはファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)が守っている。
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