【ツアー・オブ・オマーン15】第2ステージ、カンチェラーラがパワフルなスプリントで今季初勝利 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツアー・オブ・オマーン15】第2ステージ、カンチェラーラがパワフルなスプリントで今季初勝利

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2015年ツアー・オブ・オマーン第2ステージ、ファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)が優勝
  • 2015年ツアー・オブ・オマーン第2ステージ、ファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)が優勝
  • 2015年ツアー・オブ・オマーン第2ステージ、、ファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)が優勝
  • 2015年ツアー・オブ・オマーン第2ステージ
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  • 2015年ツアー・オブ・オマーン第2ステージ
  • 2015年ツアー・オブ・オマーン第2ステージ
2015年ツアー・オブ・オマーン、2月18日の第2ステージはアル・ハズム・キャッスル~アル・ブスタン間の195km。最後の上りで人数が絞られた集団の中から、スイスのファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)がスプリントを制し、今季初勝利を挙げた。

今大会最長ステージで前日よりも気温が上がり厳しいレースとなったこの日、2km地点で4選手の逃げが決まり、11km地点で早くも5分15秒の差を築く。この逃げからパンクでエンリコ・バルビン(バルディアーニCSF)が脱落するが、残る3人は86km地点で最大8分10分までリードを広げた。

しかし、メイン集団ではモビスターとティンコフ・サクソが追走を開始し、タイム差を削り取っていく。残り25kmでこの日最初の山岳ポイントに突入すると、逃げの3人からガティス・スムクリス(カチューシャ)がアタックする。集団もこの上りで約80人まで絞られ、総合首位のアンドレア・グアルディーニ(アスタナ)らが脱落。粘ったスムクリスも、179km地点で集団に捕まった。

ゴール前5kmの最後の山岳ポイントに差し掛かると、アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)のアタックをきっかけに、集団がバラバラになり、下り切ったところで先頭集団は19人にまで絞り込まれる。しかし、ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)、ティボー・ピノ(FDJ)、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)ら有力選手はこの中に残れず、脱落した。

最後はこの先頭集団でやや上り勾配のスプリントを争い、ゴールライン手前でライバルたちをとらえたカンチェラーラが今季初勝利を獲得した。2位はバルベルデ、3位にはグレッグ・バンアーベルマート(BMCレーシング)が入った。

総合首位のレッドジャージも獲得したカンチェラーラは、オマーンでは2010年に総合優勝を挙げているもののステージ優勝は初めてとなった。

カンチェラーラは「この勝利は本当にうれしいし、満足している。価値ある勝利だし、僕たちに多くの自信をもたらしてくれる。僕たちは(先週の)カタールですでに好調だったけど、何度かチャンスを失い、一度も結果をつかめなかった。これがすべてを証明しているね」と喜んでいた。
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