2015年ツアー・オブ・オマーン、2月17日の第1ステージはバイト・アル・ナマン・キャッスル～アル・ウテイヤー間の161km。イタリアのアンドレア・グアルディーニ（アスタナ） がゴールスプリントを制し、ついに今季初勝利を挙げた。
オマーンの広大な景色の中、スタート直後にヨハン・ファンゼイル（MTBクベカ）ら4人の選手が逃げ、17km地点で早くも5分15秒のリードを築く。
メイン集団ではカチューシャが先頭に立って追走を開始すると、逃げの4人からはファンゼイルが単独で飛び出す。残る3人は93km地点で吸収され、暑さの中ひとりで粘ったファンゼイルも126km地点で集団に捕まった。
その後は集団のまま、最後のやや上り坂のストレートに突入。ここで力強いスプリントを見せたグアルディーニが、今季初勝利をつかんだ。2位にはトム・ボーネン（エティックス・クイックステップ）、3位にはマッテーオ・ペルッキ（IAMサイクリング）が入った。
グアルディーニは総合首位のレッドジャージ、ポイント賞のグリーンジャージも獲得した。
2015年はドバイ・ツアー、ツアー・オブ・カタールを通じて2位が3回、3位が1回となかなか勝利に手が届かなかったグアルディーニは「最後の上りの前にルツェンコがチーム全員を前に引っ張ってくれた。おかげで僕は最終コーナーに向けて完璧なスポットに入れたんだ」とチームメイトに感謝していた。
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