2014年ツール・ド・フランス山岳賞のラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が、2015年ツアー・オブ・オマーンでシーズンをスタートする。レースを前に意気込みを表した。
中東3連戦の3戦目となるツアー・オブ・オマーンは、2月17~22日の全6ステージで争われる。ティンコフ・サクソはマイカをエースに据えて総合5位以内を目指すとともに、ツアー・オブ・カタールでヤングライダー賞を獲得したばかりのペーター・サガンでもステージ優勝を狙う。
最大の勝負ところは第4ステージの頂上ゴール、距離5.7km、平均勾配10.6%のグリーンマウンテンへの上りである。マイカがビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)、アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)らトップ選手を相手にどんな走りを見せるか注目だ。
25歳のポーランド人、マイカは「シーズンが始まること、チームメイトと一緒にレースできることにワクワクしている。オマーンの僕たちは強力なチームだと思う。ベンナーティ、クロイツィゲル、ブレシェルのような偉大な選手からこのようなサポートを受けられるのは光栄だ」と、レース開幕を心待ちにしている。
そして、「目標はグリーンマウンテンでトップになることだ。もちろん、シーズン初戦だから自分の状態を正確に知るのは不可能だ。でも、調子はいいんだよ」と最難関ステージ制覇に自信を見せている。
◆2015年ツアー・オブ・オマーン ティンコフ・サクソ出場メンバー
ラファル・マイカ(ポーランド)
ペーター・サガン(スロバキア)
ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア)
マッティ・ブレシェル(デンマーク)
ロマン・クロイツィゲル(チェコ)
エドワルド・ベルトラン(コロンビア)
イワン・ロフニー(ロシア)
パベル・ポリャンスキー(ポーランド)
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