2015年2月17～22日に開催される中東のステージレース、ツアー・オブ・オマーンに2014年ツール・ド・フランス王者ビンチェンツォ・ニーバリ（アスタナ）やホアキン・ロドリゲス（カチューシャ）らグランツールの強豪たちが出場することが12月4日に発表された。
前週に開催される平坦ステージ中心のツアー・オブ・カタールとは異なり、丘陵地帯がコースに組み込まれるツアー・オブ・オマーンは、強豪クライマーやステージレーサーが大挙参戦する。
ニーバリはツアー・オブ・オマーンには2012年に初出場し、グリーンマウンテンにゴールする第5ステージで優勝。これは当時のニーバリにとって2010年ブエルタ・ア・エスパーニャ以来17か月ぶりの勝利で、その後のジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスでの活躍の足がかりとなった。ニーバリは、4年連続のオマーン出場となる。
3大ツールすべてで総合表彰台を経験しているロドリゲスも2011年以来5年連続の出場で、2013年にはグリーンマウンテンを制している。また、リゴベルト・ウラン（エティックス・クイックステップ）、ティボー・ピノ（FDJ）、ファビオ・アール（アスタナ）ら昨年のジロやツールで表彰台に上がった選手たちも参戦する。
その他の注目選手ケニー・エリッソンド、アルノー・ジャネッソン、スティーブ・モラビート、アルノー・デマール（FDJ）、フィリップ・ジルベール、ティージェイ・バンガーデレン（BMCレーシング）、ルイ・コスタ（ランプレ・メリダ）、ペーター・サガン（ティンコフ・サクソ）、トム・ボーネン、ニキ・テルプストラ（エティックス・クイックステップ）、ワレン・バルギル（ジャイアント・アルペシン）、アレクサンドル・クリストフ（カチューシャ）、ファビアン・カンチェラーラ（トレックファクトリーレーシング）、ナセル・ブアニ（コフィディス）、エドバルド・ボアッソンハーゲン（MTNクベカ）、アワーレコードホルダーのマティアス・ブランドル（IAMサイクリング）などで、世界トップクラスのクライマー、スプリンター、クラシックレーサーが多数出場する。
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