中東ドバイのステージレース、2015年ドバイ・ツアーのコースが2014年11月10日に発表された。
アラブ首長国連邦の首長国のひとつであるドバイを舞台とするドバイ・ツアーは、2014年に初開催され、2015年が2回目となる。ジロ・デ・イタリア主催者のRCSスポルトが地元主催者と提携していることから、多くのトップチーム、トップ選手が出場し、シーズン序盤のビッグレースのひとつとして注目を集めている。
さらに、2015年はUCIのレースカテゴリーが2.1から2.HC(超級)へと上がることで、世界最高峰のUCIワールドチームが出場16チーム中8チーム参戦可能になる。
2014年大会は個人タイムトライアルを制したテイラー・フィニー(BMCレーシング)が総合優勝を飾り、マルセル・キッテル(ジャイアント・シマノ)が残りの平坦ステージで3勝を挙げた。
2015年大会も4日間の開催で、2月4~7日に予定されている。個人タイムトライアルのステージがなくなり、代わって第3ステージが山岳ステージとなった。このステージは獲得標高1200mで、最後は最大勾配17%、標高差約200mの険しい上りを攻略し、ダムの頂上にゴール。総合優勝争いを大きく左右するステージとなりそうだ。
残る3ステージは平坦ステージで、ゴールスプリント争いが見どころとなる。合計レース距離は、2014年の418kmから2015年は663kmと大きく伸びた。
ドバイの高級ホテルで開かれた記者会見には、2014年ツール・ド・フランス王者のビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)も出席し、2年連続でのドバイ・ツアー参戦を表明していた。
2015年ドバイ・ツアー
第1ステージ(2月4日)ユニオンフラッグステージ 145km
第2ステージ(2月5日)パームステージ 185km
第3ステージ(2月6日)デザートステージ 205km
第4ステージ(2月7日)ブルジュステージ 128km
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