11日、日ハムが阪神と対外試合で対戦。栗山監督が「ベストオーダー」とする打線において、5番に入った大谷翔平外野手がレフトスタンドに豪快な一撃を放った。
「打球が切れなかったし、いいホームランだったと思う」と今季初打席での第1号を振り返った大谷。阪神金田の真ん中付近の直球を力負けすることなく押し込んだ。見事な一撃に栗山監督は「あの打席は良かったけど、その後の三振を反省してほしい」と今後への期待を込めた。
これに対して、「やっぱり別格な選手」「最初の打席でホームランとはすごいな」「これがあるから、投手メインか打者メインでいくか監督も悩むよな」「今シーズンは20本くらい打ってほしい」などと、大谷のさらなる進化にファンも期待。
昨年は投手として10勝を挙げ、打者としては10本塁打を放った。今季も二刀流の方向性は変わらず、投打双方でのさらなる活躍が期待される。投手としては、メジャー帰りの同僚田中に「ダルに似ている」と評されるなど、その潜在能力に疑いの余地はない。今季も大谷の一挙手一投足から目が離せない。
《浜田哲男》
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