同賞は、今年のプロ野球シーズンで“ファン自身が元気づけられた魂あふれるベストプレー”へ贈られるもので、年間大賞を受賞した大谷選手は、4月20日に行われた東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、この日最速となる154キロを出し“うなりを上げる剛速球でピンチを脱出した”プレーがファンからの支持を得た。
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大谷翔平選手
受賞会場で、大谷選手は「自分の一番自信のあるボールで打ちとりたいと思っていたし、リスクも少ないと思っていましたので、”絶対に抑えるんだ!”と思ってマウンドに立っていました」と振り返り、「来年も、今年以上に活躍できるように頑張りたいし、また選んでもらえるようなプレーもできるよう頑張りたいと思います」と、来シーズンに向けて意気込みを話した。
ジョージア魂賞年間大賞の候補には、則本昂大選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)、岸孝之選手(埼玉西武ライオンズ)、松本哲也選手(読売ジャイアンツ)、金子千尋選手(オリックス・バファローズ)、エルドレッド選手(広島東洋カープ)、松井裕樹選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)、三浦大輔選手(横浜DeNAベイスターズ)、岡田幸文選手(千葉ロッテマリーンズ)、陽岱鋼選手(北海道日本ハムファイターズ)、山本昌選手(中日ドラゴンズ)、稲葉篤紀選手(北海道日本ハムファイターズ)による全12プレーがノミネート、大谷選手のプレーが年間大賞に選ばれた。
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山本昌選手
また、ジョージア魂賞のナビゲーターとゲストが選ぶ「2014年度ジョージア魂賞特別賞」では、9月5日阪神タイガース戦で64年ぶりに最年長勝利記録を更新した山本昌選手と、9月30日埼玉西武ライオンズ戦において代打逆転本塁打を放った稲葉選手が、それぞれ受賞している。