2月7日、プレミアリーグ第24節、TOTTENHAM 対 ARSENALのノースロンドンダービーは、2-1でARSENALが逆転負けという結果となった。
ENGLAND U-21代表FWのHARRY KANEに2ゴールを決められ試合に敗れたAESRNALは、今シーズンのノースロンドンダービーを1分け1敗と負け越すこととなった。
TOTTENHANの下部組織出身のKANEは、この試合を含め公式戦34試合で22ゴールを記録と、一躍チームの主力FWに躍り出た。プレミアリーグでも最近9試合で10ゴールを決めるなど、大ブレイク中だ。プレミアリーグ通算12ゴールは、得点ランキングでARSENALのALEXIS SANCHEZと並び、暫定4位タイとイングランド期待の新星である。
KANEの今シーズンの活躍でイングランド代表待望論が高まる中、この日観戦に訪れたイングライド代表監督の目の前で、 一発回答を出してみせた。しかも、自身初のノースロンドンダービーで2得点を挙げ、大切な試合での勝負強さもまた魅力であろう。
現時点ではまだまだ成長段階にあり、今後もコンスタントに活躍できるかはこれからの選手であるが、 非常に高い決定力と力強さを兼ね備えた未来のスター登場か、と期待する多くのファンからの賞賛の声が鳴り止まなかった。
近年人気が薄れてきていると言われるイングランド代表にとって、起爆剤となるであろう逸材の今後に注目したい。
この日、先制はしたものの、その後も全く主導権を握れず、守勢にまわったARSENAL。このノースロンドンダービーが、プレミアリーグ通算700試合目となったARSENE WENGER。 ここ数試合は、MANCHESTER CITYを敵地で破り、3試合連続無失点と、調子を上げていたARSENAL。それだけに、ダービーでの逆転負けは、チームにとっても彼にとっても非常に痛い1敗となったが、今後の巻き返しに期待したい。
《Takaharu Osako》