プレミアリーグ第24節、チェルシーはアウェーでアストンビラを2-1で破り、2位マンチェスター・シティがハルと1-1で引き分けたため、両チームの勝ち点差は7に広がった。
1度は詰められた勝ち点差を、じりじりと再び広げていくチェルシー。それでもモウリーニョ監督に気の緩みは見られない。勝ち点7差も「意味のないこと」とした。
「モウリーニョ監督(以下敬称略):別の国なら素晴らしいことだと言えていたかもしれないが、この国では何の意味もないことだ。どの試合も難しいものだし、何が起こっても不思議ではない。非常に難しい戦いだ。7ポイント差は7ポイント差だが、まだ14試合残っている。42ポイント残っている状況で7ポイント差だということだ。何の意味もないことだと思う」
アウェイで下位チームと接戦になった直後もあってか、モウリーニョ監督は慎重な姿勢を崩さなかった。それでも自分たちの置かれた立場が有利なものであることは強調した。
「モウリーニョ:自分たちがリーグ首位にいるなら、他のチームが勝ち点を落とす必要はない。負けてくれるならそれでいいが、負けてくれなくても問題はない。我々は自分たち自身に集中するべきだ。次の試合に勝つことを目指そう。勝てば残り13試合で7ポイント差だ。一歩ずつ進んでいけばいい」
《岩藤健》
page top