先日現役引退したオーストラリアの英雄カデル・エバンスの引退後の初仕事は、2月8日にスイスで行われる後輩ローハン・デニス(BMCレーシング)のアワーレコード挑戦のスターターとなる。
2009年ロード世界王者、2011年ツール・ド・フランス総合優勝のエバンスは、惜しまれつつも去る2月1日に地元オーストラリアのレースで引退。今後はスイスの自転車メーカー、BMCのブランドアンバサダーを務める。
その公式な初仕事が、デニスのアワーレコード挑戦でスタート用ピストルの引き金を引くこととなった。
同じくオーストラリア人のデニスは、トラック競技団体追い抜きの五輪銀メダリスト。タイムトライアルも得意とし、先日のツアー・ダウンアンダーでは総合優勝も獲得と好調。8日にはスイス・グレンヘンの自転車競技場で、現在オーストリアのマティアス・ブランドル(IAMサイクリング)が持つ51.852kmの世界記録の更新に挑む。
この日は、その他にもスイスナショナルトラックチームのトレーニングセッション、BMCレーシングのチームプレゼンテーションも行われる。BMCに乗るMTB・XCO世界チャンピオンのジュリアン・アブサロンも登場する。
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