1月26日、楽天の則本昂大投手がコボスタ宮城での自主トレを公開。キャッチボールやノックで汗を流した後はブルペンに入り熱のこもった投球を披露。順調な調整ぶりをアピールした。
今季、開幕投手を務めれば3年連続の大役となる。則本は「当然、そこを目指している。3年目が勝負だと思う」と意気込みをみせた。
これに対して、「今や侍ジャパンでもエースの風格がある。打線の援護も必要だけど、20勝目指してくれ!」「開幕投手は、則本以外に考えられない」「デーブが率いる新生楽天が楽しみ!チームをガンガン引っ張ってくれ!」などと、ファンは則本のさらなる活躍に期待。
昨季はエースとして奮闘。2013年シーズンに24勝を挙げた田中がヤンキースに移籍し、期待を一身に背負った。結果、2年連続の2桁勝利を達成し、侍ジャパンでは4投手リレーによるメジャー相手のノーヒットノーラン達成の立役者にもなった。
元楽天監督の野村克也氏も入団当時の則本のピッチングを見て「田中の入団当時よりも全然上。ストレートの速さも変化球のキレも一級品」と褒めちぎっていたが、今季はその潜在能力のさらなる開花に期待がかかる。
楽天主将の松井稼は「もう一度、日本一を味わいたい」と今季に向けて語っていた。則本がいかに勝ち星を積み上げられるかが、リーグ制覇、そして日本一達成の鍵を握るといっても過言ではないだろう。
《浜田哲男》
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