プロ野球ソフトバンクの攝津正投手が7日、福岡市内の九大事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の4億円でサインした。
社会人JR東日本から2008年のドラフト5位指名を受けソフトバンクに入団した摂津は、初年度から70試合に登板し新人王と最優秀中継ぎを獲得するなどチームに貢献。先発に転向した2011年から2014年までは、4年連続2桁勝利もマークしている。
それでも会見では「納得はしてない」と語った摂津。先発転向後最少となる10勝に留まり、右肩の疲労で戦線離脱するなど優勝争いするチームの中、最後まで波に乗れなかった。
ソフトバンクは先発ローテーション入りを狙うライバルも多く、ポジションが確約されているわけではない。競争の中で自ら定位置を掴み取ると固く誓った。
摂津の契約更改にファンは「4億!1年目の1000万が霞まくるね。。。今年も日本一!目指そう!!」「相当頑張らないといかん!」「今年はエースらしい活躍を期待!!」など、日本一連覇に向けエースの奮起を期待する。
摂津は順調にいけば今季中に国内FA権を取得するが、小川一夫編成・育成部長は残留へ自信を見せており、来季も"ソフトバンクの摂津"が濃厚となりそうだ。
《岩藤健》
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