ソフトバンクは22日、DeNAを戦力外となり秋季キャンプでテスト中だった北方悠誠投手と、来季の育成契約を結ぶと発表した。
北方は佐賀県の唐津商業高校から2011年にドラフト1位で入団。最速158キロのストレートで今季は開幕前に守護神候補にも挙げられた。しかし制球難に苦しみ、迷う中でフォームが崩れたこともあり、持ち味の球速も失っていた。
2軍でサイドスローに取り組むなど制球難を克服する努力も重ねてきたが、オフに1軍登板無しのまま戦力外となった。
最速160キロ近い速球を投げるポテンシャルに魅力感じていたファンは多く、「球速出すポテンシャルはあるはずだから復活してくれ」「育成でも、縁が貰えて良かった。頑張って欲しいなぁ」「なんとかして復活してほしいものだ!」と、優秀なコーチ陣が揃う環境で力を取り戻して欲しいという意見が多い。
「やっと発表されたか」「22日まで長引いたからヒヤヒヤした」など、なかなか発表されない来季の去就を心配していた声も聞かれる。
本人が「リリースポイントが分からなくなった」と振り返るほど、フォームが崩れている北方。すぐに結果を残すのは難しいかもしれないが、本来の自分を取り戻せばまだまだ戦えるはずだ。
《岩藤健》
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