【澤田裕のさいくるくるりん】◎ばかり…とは限らない台湾の自転車道 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【澤田裕のさいくるくるりん】◎ばかり…とは限らない台湾の自転車道

オピニオン コラム
日月潭の湖岸を巡る自転車道の起点
  • 日月潭の湖岸を巡る自転車道の起点
  • 台湾にも歩道上に設けられた自転車道がある
  • 海沿いに延びる17公里海岸線自行車道
  • 眼下に台湾海峡を見渡せる好望角
  • 荒れが目立った集集鎮自行車道
  • 坂を上った先の日月潭は、台湾有数のリゾート地
  • 登山道を思わせる趣の月潭自行車道
  • 日月潭自行車道と瀬戸内しまなみ海道は、姉妹関係を結んでいる。右は愛媛県のゆるキャラ「みきゃん」
自転車の適地である台湾には、自行車道(自転車道)もあちこちにあります。今回の旅行で走った台北から日月潭までも同様。今回はこの自行車道をメインに、立ち寄った見どころもあわせて紹介しましょう。

日本では自転車の歩道通行が横行し、それがわが国固有の問題と見なされています。ところが海外でも例は少ないものの、歩道上に自転車道が設けられているところがあります。それは台湾も例外ではありません。僕が遭遇したのは首都台北の郊外や赤レンガづくりの家屋が並ぶ三峡老街の近く。台湾には珍しく、車道の幅が狭いからでしょう。さらに市街地の歩道には段差が随所にあり、クルマやオートバイが平気な顔をして置かれています。さすがにそうした歩道に自転車道が設けられていることはありませんが、台湾も日本と同様、クルマ優先であることに変わりないようです。

さて自転車の旅は台湾のシリコンバレーと呼ばれ、ビーフンが名物の新竹を経て海沿いの道に。ここからは海岸線に沿って敷かれた自行車道を進みます。この時期によく吹く北風が追い風となって背中を押してくれるため、快調なペースを保ったまま南下。立ち寄った好望角は眼下に台湾海峡を見渡せる景勝の地ですが、当日はあいにくの天気かつ強風のため早々に退散しました。

翌日は台北や高雄に次ぐ第3の都市、台中の中心部へ。さすがに交通量が多く、それまでオートバイと自転車専用といってよかった最外のレーンにも、路線バスや右折するクルマが入り込んできます。いくら自転車に適した台湾とはいえ、市街地の走行はできるだけ避けたほうがいいようです。

その市街地を抜けて台湾のローカル線、集集線の集集火車站(駅)に向かう途中で集集鎮自行車道のモニュメントに気づき、立ち寄ってみました。この道は途中に緑のトンネルがあるということで気になっていたのですが、入り口を見つけられずここまで別の道を走ってきたのです。自転車を置いて少し歩いてみると路上には倒木や落石も見られ、だいぶ荒れています。一般道を走って正解だったようです。

集集火車站から急坂を上った先の宿は山小屋風。ウェブサイトにバーベキューが載っていたので頼んでみると、予約が必要かつ人数が多くないと無理とのこと。オーナーが気を利かせて買い出しを助けてくれたものの、ちょっと寂しい夕食となりました。ところが後からやってきた現地のサイクリストたちが、「これからバーベキューをやるのでどうぞ」と声を掛けてくれたのです。なんでも日系企業にお勤めということで、そのうち2人は日本語もそこそこ話せます。お言葉に甘えて、すっかりごちそうになってしまいました。

翌日に向かった日月潭は台湾最大の湖。レンタサイクルで自行車道を走る人も多く見かけます。その人たちに交じって湖岸を進んだところ、驚きの光景に出くわしました。それが添付した写真。なんと自行車道というのに、階段が必要なほどの急勾配です。さすがにここまでやってくる人は少なく、まるで登山道を思わせる趣。この道を“自転車用”とするのは、さすがに強引な気がします。

引き返した水里火車站で自転車での移動は終了。台中火車站までは鉄道を利用します。完成車のまま持ち込めないかと窓口で聞いてみたところ「没有」(ダメ)のひと言。輪行バッグに収めて3両編成の車両に乗り込むと、車内はそれなりに混んでいて納得です。

台中で最後の夜を満喫し、最終日は台湾高速鉄道(新幹線)で台北へ。こうして終えた台湾自転車旅行。おそらく1年後となる次回は、台中から高雄を目指します。
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