BMCレーシングのジム・オショウィッツ会長兼GMは、2015年の目標について第一にクラシック、第二にツール・ド・フランス、第三に若手育成を挙げた。
2014年はフィリップ・ジルベールがアムステルゴールドレースを制し、チームにとって初のメジャークラシック優勝を成し遂げた。
オショウィッツGMは「我々は再びクラシックで1勝を持ち帰りたい。できれば2勝目もね。ティージェイ・バンガーデレンとともにグランツールにも意欲を持っている。ツール・ド・フランスで彼をもうひとレベル上げたいし、2015年は表彰台に載せたいんだ」とクラシックでのジルベールの活躍とともに、ツール・ド・フランスで2012年、14年と総合5位に入っているバンガーデレンの飛躍に期待している。
そして「第3のプライオリティーは若手選手だ。彼らに経験、自信、キャリアを成長させるチャンスを与えることで育成を続けたい。我がチームの将来は彼らのグループにかかっているんだ」と若手育成にも意欲を見せている。
またスポーティングディレクターのアラン・パイパーは「我々はカデル・エバンス、サムエル・サンチェスらGC(総合系)ライダーを数人失うことになる。しかし、様々な能力を持つ新たな若手たちを加える。キャンプベル・フレイクモアとシュテファン・クングは優秀なタイムトライアリストだ。マヌエル・センリは優れたクライマーで、ディラン・テウンスはアルデンヌ・クラシックを走れる。いなくなったGCライダーの代わりにはならないが、彼らが我々の新世代なのだ。我々は多くの前向きなエネルギーとより若いクルーとともに2015年に向かうのだ」と、2015年はベテランからから若手にシフトする年だと主張している。
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