12月15日、DeNAの尚成投手（来季から登録名は「高橋尚」に変更）が横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の6000万円（金額は推定）でサインした。
今季はメジャーから5年ぶりに日本球界に復帰。経験豊富な左腕には大きな期待がかけられたが、0勝6敗、防御率5.29の不甲斐ない成績に終わった。DeNAにとっては、尚成が1勝もできなかったことがチームに大きく影響。その責任を感じてか「来年ダメだったらユニフォームを脱ぐ覚悟。初心に帰るつもりで頑張ります」と誓った。
「ローテーションが確約されていないだろうから、キャンプから頑張ってほしい」「今季0勝は厳しい。もうひと花咲かせてほしい」「かつての巨人時代の輝きを取り戻してほしい」「1勝もできずに現状維持か…」などファンも厳しい目を向けると同時に、来季の復活を願う声も。
巨人時代の同僚で気心の知れたレッドソックスの上原は、今季も守護神として活躍し、2年契約を勝ち取った。年齢は言い訳にならない。最大の武器であるシンカーをはじめ、全盛期の球のキレが戻れば経験と実績は十分なだけに、もうひと花咲かせることができるはずだ。
《浜田哲男》
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