Jリーグは12月9日、Jリーグ・アウォーズを開催し、各賞の表彰式を行った。プレイヤー・オブ・ザ・イヤー(MVP)には、史上最大の逆転劇を生み出したガンバ大阪の遠藤保仁が選ばれた。
ガンバは一昨年J2に降格。遠藤にはJ1クラブへの移籍も噂されたが、早々にガンバ残留を宣言。1年でのJ1復帰に尽力した。遠藤は昨年J2最優秀選手賞も受賞しており、異例の2年連続受賞となった。
今年は日本代表としてワールドカップにも出場しながら、リーグ戦でも全34試合に出場した遠藤。来月には35歳になるが、日本の中心選手として衰え知らずの活躍を見せる。
好守に献身的な働きを見せた遠藤に、「やっぱり遠藤かっこええわ」「遠藤さんは安心感があって好き」「年齢じゃない!!」など、これからの活躍も期待する声が寄せられた。長く日本代表、ガンバで活躍しながら今回が初受賞だったことについては「過去何回もあったと思っていたのですが、意外にも初の栄冠だそうで、本当におめでとうございます」といった意見もあった。
12月13日には山形との天皇杯決勝が待っているガンバ。J1復帰初年度でのJリーグ3冠を懸け、今年最後の大一番に臨む。
《岩藤健》
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