楽天イーグルスは広島で守護神として活躍したキャム・ミコライオ投手の獲得を発表した。背番号は43番。
ミコライオ投手は2012年に広島入団。2メートルを超える長身から投げ下ろすボール武器に、毎年20セーブ以上挙げる抑えの切り札として活躍した。
楽天は今季、昨年オフに獲得したファルケンボーグ投手をクローザーに指名。キャリアハイとなる20セーブは達成したが、ソフトバンク時代と比べ安定感に欠け防御率2.87はNPB6年間で最も悪い数字だった。
広島との交渉が難航していると伝えられたミコライオには、他にヤクルトやDeNAなども興味を示していたが、楽天が獲得に成功した。
他球団からフリーエージェントになった大物選手が、相次いでパ・リーグに移籍する今オフ。広島でミコライオとともに戦ったバリントンもオリックス入団が発表されており、「松坂 バリントン ミコライオ ブランコ 来年のパ・リーグ既に面白そうじゃん」「バリントンもミコライオもパ・リーグの球団と契約か」など、来季は目が離せない展開になりそうだと期待されている。
ファンにはセ・リーグの他球団でなくて良かったと安堵する「カープの選手、特にミコ打てそうにないもん」「楽天に行っても応援しますよー！パリーグで良かった。頑張れ！」といった声もある。
退団したファルケンボーグの代わりとなる抑え投手は獲得した楽天。あとは2013年のジョーンズ、マギーに負けない4番、5番を打てる打者が見つかれば最下位からの逆襲も現実味を帯びてくる。
《岩藤健》
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